先日、視察に行った神戸 里山住宅博では色々と勉強になる発見や気づきがありました。
最近の分譲地などで、住宅の外構工事(エクステリア)に使う材料ってコンクリートやタイル、インターロッキングなどが多いですよね。
当然、草引きやメンテナンスの手間要らずなどの理由から使われることが多いと思います。
提案する我々の方も、その方がお客様の為になると思い当たり前のように提案しているのが現実だと思います。
里山住宅博の分譲地では、玄関へのアプローチやガレージなどの外構工事に使う材料などが規制され町並み形成に寄与しています。
その材料は、昔 基礎工事や土木工事によく使われていた割栗石(岩石を打ち割ってつくる)です。ただ単に転がしておくと自然の山をイメージさせ、転圧することで歩行しやすくもなります。
雨が降っても石の隙間から地面へと雨水が浸透もする。
最近のゲリラ豪雨では道路はコンクリートに降った雨が一気に側溝や用水路に流れ込み溢れたりもします。
自然界にあるもので自然と共存しながら暮らせるお家。
素敵だと思います。
草が生えたり手間もかかりますが、緑に囲まれて暮らせるって事も魅力です。